上々の滑り出しだ。大相撲初場所初日(14日、東京・両国国技館)、自身初の綱とりに挑む大関霧島(27=陸奥)が幕内若元春(30=荒汐)を引き落とし、白星発進した。

 今後の土俵人生を左右する場所に臨むにあたり、直前には連日約30番の稽古をこなして追い込んできた。この日は師匠の陸奥親方(64=元大関霧島)から「いつも稽古場でやっていることをやって」と背中を押された。取組後の霧島は「稽古が足りないと勝てない。できることをやってきた」と胸を張った。

 順調なスタートにも油断はない。霧島は「白星発進? 全くそういうのは考えずに、自分の相撲に集中して頑張る」と2日目以降へ向けて気持ちを引き締めた。陸奥親方は4月に65歳で日本相撲協会の定年を迎える。師匠への恩返しのため、今場所で綱とりを決められるか。