アジア全域版アカデミー賞「第17回アジア・フィルム・アワード」のノミネーションが12日、発表された。
今年は24の国と地域から、全16部門で35作品がノミネート。濱口竜介監督の「悪は存在しない」が、作品賞や監督賞、脚本賞、編集賞、撮影賞、音楽賞と最多6部門ノミネートとなった。
是枝裕和監督の「怪物」も監督賞、脚本賞そして美術賞の3部門でノミネート。ヴィム・ヴェンダース監督の日独合作映画「PERFECT DAYS」は作品賞、そして役所広司(68)が主演男優賞候補に選ばれた。
主演女優賞に日本から唯一ノミネート入りしたのは「658km、陽子の旅」の菊地凛子(43)。また助演男優賞には北野武監督作品「首」の中村獅童(51)が5候補の1人に入り、同作は衣装デザイン賞でも候補入りした。
助演女優賞に候補として名を連ねた日本人は2人。まずは「ゴジラ-1.0」の浜辺美波(23)で、同作は視覚効果賞、音響賞でもノミネート入りした。もう1人の助演女優賞候補は、日本など5か国合作映画「Last Shadow at First Light(原題)」から、ベテランの筒井真理子(63)。同作からは白田迪巴耶(みはや=19)も新人賞のノミネートに入った。
同アワードでは今回、3年前に「スパイの妻」で最優秀作品賞を受賞した黒沢清監督が、日本人監督として初めて審査委員長に。世界中の映画人が務める審査員たちと、投票メンバー200人超を率いて、今年の受賞作品、受賞者を決める。開催は3月10日、香港で。












