NHKから国民を守る党の総会が10日、国会内で開かれ、みんなでつくる党(旧政治家女子48党、旧NHK党)の代表権争いで、斉藤健一郎参院議員がこの日、大津綾香氏と会談した詳細について明かし、〝ゼロ回答〟だったことを明かした。
国政政党は今月16日までに総務省に所属議員の届け出を行う必要がある。みんつく党を巡っては浜田聡参院議員が離党を表明しており、残る斉藤氏は大津氏とズームで会談の場を持った。斉藤氏も離党した場合、年約3・3億円見込まれる政党交付金は得られなくなる。
斉藤氏は大津氏に党残留の条件として、スタッフへの偏りない給与支払い、債権者リストに名前の載る人への偏りない返済、斉藤と大津両氏に決裁権を持たせること、約8000万円が見込まれる党の口座残高の開示、NHK問題への取り組みなど9つを提示した。
会談後に大津氏から斉藤氏にLINEで「嫌がらせをされるので党員や業者、その他の情報は共有できない。不正や嫌がらせ行為を行ってきた旧執行部に裁判や捜査状況を共有できない」としたうえで、スタッフや債権者への支払い、口座残高の開示は「裁判の結果、または適法な手続きによってなすべきことを粛々と進める」と回答があった。決裁権や斉藤氏の党役員入りなどは拒否した。
NHK問題だけは「しかるべき機関を設置して、対応を進める」と受け入れ余地を見せたが、事実上のゼロ回答に斉藤氏は「一体、何さまのつもりやねんと。国会議員もおらず、国政政党の代表で、しかも(スケルトンと言っておきながら)数字を見せない。自分が不正できる状態をつくりあげていくのか」とあきれ果てた。
立花孝志氏は「代表権争いは3月中には判決が出るでしょう。あせっていないというか、どっちの結果が出てもハコ(国政政党)は誰が運転するかの中身の問題。いくら大津が国政政党の党首と言い続け、裁判所が認めたとしても借金を返すだけのハコとなる。(大津氏は)4億円くらいの借金を背負う清算人になる」と代表権争いには関心を示さず、淡々と党が抱える借金は大津氏が支払うことになるだけと指摘した。












