ブラジルサッカー連盟(CBF)が同国代表を率いるフェルナンド・ジニス監督(49)を解任したと、各メディアが5日、一斉に報じた。地元メディアによると、後任はブラジル1部サンパウロのドリバン・ジュニオール監督の名前が出ているという。

 2002年日韓W杯で優勝して以降、頂点に立てていないCBFは王国再建に向けてブラジル人以外の指導者にチームを任せる方針を固め、スペイン1部レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督を次期指揮官に指名。ジニス監督は暫定だった。しかしアンチェロッティ監督が契約を延長したため、CBFのプランは崩壊。しかもW杯南米予選では2勝1分け3敗の6位と出遅れており、新監督でチーム立て直しに取り組むことになった。

 その一方、フランスメディア「RMCスポーツ」によると、CBFはアンチェロッティ監督とともにイタリア1部ローマを率いる世界的名将のジョゼ・モウリーニョ監督にも就任オファーを出したものの、失敗。さらに元Rマドリード監督のジネディーヌ・ジダン氏にも断られていたという。

 元フランス代表FWでジダン氏と同僚だったクリストフ・デュガリー氏は同メディアに「ジダンがブラジルの第1候補だった。ジダンはノーと言ったのだと思う」とし「私としてはジダンがブラジル代表のトップになるところを見たかった」と語っていたが、ブラジルは新たな指揮官を迎え〝王国〟を再建できるか。