メキシコで奇跡が起きた。聖母マリア像が涙を流すのだ。巡礼者が殺到しているという。メキシコメディア「イマージェン・テレビジョン」などが先日、報じた。
メキシコのコリマ州エル・チャナルの教会にある聖母マリア像が涙を流している。10月14日に9歳の少年が初めて気付いたという。それからもたびたび巡礼者の目の前で涙を流している。動画がSNSで拡散し、ますます多くの巡礼者が訪れ、やはり涙を流しているところが目撃された。目から小さな水滴が出て涙袋にたまり、頬に流れ落ちる様子も確認されている。
この超自然現象について、地元住民は「治安の悪化を嘆いているのではないか」とうわさしているという。昨年から犯罪が急激に増加し、コリマ検察によると、今年10月の時点で殺人事件が702件も起きている。だから聖母マリア像が泣いているのだと見る人もいる。
一方、英紙サンは14日、専門家による仮説を伝えた。科学者のルイージ・ガルラシェリ教授は、一部の彫像は多孔質素材でできており、水分を吸収する性質があると指摘。その上で「石膏かセラミックなど多孔質素材でできた中空の彫像は、外側を保護釉薬などの防水層で覆う必要があります。例えば、像の上部にあるごく小さな穴から水を注ぐと、多孔質素材は水を吸収しますが、外側の防水層が水が出てくるのを防ぎます。そこで、目の部分にわずかな傷ができ、保護釉薬が剥がれたとすると、吸収された水がそこから涙のように出てきます」と指摘している。












