元大阪府知事の橋下徹氏が16日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演。東京・新宿にある歌舞伎町で、いわゆる〝トー横キッズ〟の一斉補導に対し、あえて場所を解放する持論を展開した。

 警視庁は先月から3週間連続して、新宿・歌舞伎町で「新宿東宝ビル」周辺の路地裏でたむろする若者〝トー横キッズ〟について、夜11時以降に外出していた13~18歳までの中高生らを一斉補導した。周辺では売春などの犯罪行為も多いが、補導された42人のうち40人が少女だった。

 今回の一斉補導について、橋下氏は「この問題、家庭内だったり子供自身の問題が解決しない限りは、いくら補導してもどんどん集まってきますよ」と指摘。トー横についての報告書で、たむろする少年少女が同じ境遇の人が集まることで安心感や安堵感を得ているとされることに触れた上で、「これ逆説的でみんな賛同してくれないかもしれないけど、むしろあそこのエリア、周りできちっと監視するような形で安全エリアにしてですね、相談する場所とか近くに持っていきながら、あそこでそう(たむろ)させるってことはダメかな?」と、持論を展開した。

 これにこの日のコメンテーターだった村上佳菜子は「みんなが使う場所でもあるから、その場所を新しく作った方がいいのかなって思っちゃったりしますけど」と否定的。また、司会の谷原章介も「大人が作った枠組みってことを嫌ってるからトー横に来てるわけで、違うとこ行くんじゃないかなって思うんですけど」と、〝橋下案〟に懐疑的だった。

 とはいえ、トー横キッズに限らず問題を抱えた若者が、自身を助けてくれる情報に気づけずアクセスできていない状況もあると言われるだけに、あえて集めて相談施設に誘導する方法も議論の余地はありそうだ。