世界最大プロレス団体「WWE」(米国)の国内放送が、1年10か月ぶりに復活する。インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」は28日、WWEと契約を締結し、10月から2大ブランドの「ロウ」「スマックダウン」を国内独占放送すると発表した。

「ロウ」は10月3日から毎週火曜日午後8時に、「スマックダウン」は10月7日から毎週土曜午後8時に日本語実況で放送される。両ブランドとも米国内での放送後、わずか半日以内に日本語実況で無料放送される画期的な試みとなった。

 また、PLE(プレミアム・ライブ・イベント)の国内独占生中継も決定し、プロレスの祭典「レッスルマニア」をはじめ、「サマースラム」「ロイヤルランブル」「サバイバーシリーズ」などWWE伝統の大会も放送される。

 現在のWWEマットでは〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔、WWE女子王者のイヨ・スカイ、〝明日の女帝〟アスカ、戸澤陽の日本人スーパースターが活躍。今回の契約締結に伴い、ロウ所属の中邑は「ABEMAでスマックダウン、ロウ、そしてプレミアム・ライブ・イベント…ABEMAでWWE漬けになってください。僕ら日本人も、世界で、WWEで活躍しているので、応援をよろしくお願いします」とコメントした。
 
 放送開始に合わせ、9月29日午後9時からは、特別番組「緊急特番! WWEが丸ごとABEMAにやってくる!」が放送される。
 
 WWEは日本国内で長年、スポーツ専門チャンネル「Jスポーツ」で放送されてきた。中継では日本語字幕が評判を呼び、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)の呼称「ロック様」を定着させたことでも知られるが、2021年限りで「ロウ」「スマックダウン」などのWWE番組は放送終了となった。それ以来、約1年10か月ぶりの国内放送復活。新たなムーブメントを起こせるか、注目が集まる。