痛恨の黒星だ。大相撲秋場所14日目(23日、東京・両国国技館)、大関貴景勝(27=常盤山)が新大関豊昇龍(24=立浪)に上手投げで転がされ、4敗に後退。自力Vの可能性が消滅した。取組後は「負けなので。それが全てです。毎日一生懸命、集中してやっている。今日も集中してやった」とサバサバとした表情で振り返った。

 この日はトップで並んでいた幕内熱海富士(21=伊勢ヶ浜)が11勝目を挙げ、再び1差で追う展開。千秋楽(24日)で逆転優勝するためには熱海富士が先に敗れ、貴景勝が関脇大栄翔(29=追手風)に勝って決定戦に持ち込むしかなくなった。

 貴景勝は「やることを毎日やっているだけ。また明日、集中してやります」。最後に大関の意地を見せることができるのか。