来年のパリ五輪予選を兼ねたレスリングの世界選手権7日目(22日=日本時間23日、ベオグラード)、男子グレコローマンスタイル60キロ級で東京五輪銀メダルの〝猫レスラー〟文田健一郎(27=ミキハウス)が決勝進出(23日=同24日)を果たした。日本協会が定めた3位以内が確定し、2大会連続2度目となる五輪代表に決定した。

 世界レスリング連合(UWW)の公式ホームページによると、準決勝でゲボルク・グアリビャン(アルメニア)を5―1で下した文田は「ここにたどり着くまでさまざまなことを経験しました。父も『パリに連れて行ってほしい』と望んでいた。私の妻も。パリに連れて行けて本当にうれしい」と語ったという。

 同77キロ級の日下尚(22=三恵海運)は3位決定戦でアラム・ワルダニャン(ウズベキスタン)を破り、五輪代表に決まった。自身初の五輪出場となるとともに、世界選手権の日本グレコ史上最も重い階級でのメダル獲得を果たした。97キロ級の奈良勇太(27=警視庁)は初戦で敗退し、今大会の五輪階級で5位以内の選手の国・地域に与えられる出場枠を逃した。