米MLSインテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)が、注目される今後について言及した。
昨年のカタールW杯で母国を36年ぶり3度目の優勝に導き、自身は悲願の初制覇となった。ひと区切りとなった格好だが、スポーツメディア「ESPN」に即座の引退を否定。「(引退を)考えたことはない。自分の仕事を楽しみ続けたいので考えたくない。欧州を離れる重要な一歩を踏み出した今、次のステップ(セカンドキャリア)については考えたくない」と語った。
それだけに、来年6月開幕の南米選手権(米国)について「コパ・アメリカのことは考えている」。2026年北中米W杯には「コパ・アメリカが終わったら、どうなるかは自分の気持ち次第だ。日々自分がどう感じているかを見るつもりだ。まだ3年ある」と言葉を選んだが、大会中に39歳となるW杯参戦を完全否定しなかった。
さらに将来的な母国凱旋も示唆した。「(下部組織でプレーした)ニューウェルズでプレーしたいと常に思っている。世界チャンピオンになってその思いは強くなったが、実現するかどうかはわからない」。メッシはインテル・マイアミと2025年12月末までの契約を結んでいる。