謎のベールに包まれた〝アウトロー界のUMA〟の正体がついに明らかになる――。〝所沢のタイソン〟の異名を持つ久保広海氏(41)が26日に行われる朝倉未来プロデュースの1分間格闘技「BreakingDown9」(ブレイキングダウン)で、ごぼうの党の奥野卓志代表(49)と対戦する。タイマン無敗を誇る久保氏が「最初で最後」とルールあるケンカの舞台に挑む真意を明かした。

 ――「吹かしのタイソン」と挑発していた奥野氏と対戦が決定した

 久保氏 向こうからしたら売名なのか分からないけど、とにかくうざったい。最近はケンカをふっかけられることもなかったけど、ごぼう(奥野氏)は度胸があるというか、単なるバカか。メイウェザーへの花束投げ捨て事件もあったでしょ。カネ持ちはたまに刺激が欲しい、変な趣味があるんじゃないか。

 ――奥野氏はメイウェザーのボディーガード軍団と乱闘、シバターとプロレスのリングでも対戦した〝隠れ武闘派〟

 久保氏 なんか昔は漫画「ろくでなしBLUES」の前田太尊(たいそん)に引っ掛けて〝吉祥寺の太尊〟とか言われたんでしょ(笑い)。乱闘になった時、ごぼうの拳をちらっと見たが、とてもケンカしていたとは思えないね。だいたい分かる。オレの拳は折れちゃって、プレートが4本、ボルトが7本入っていますよ。でもごぼうはガタイだけはいいよね。

 ――久保氏が身長166センチ、奥野氏は185センチで20センチ差

 久保氏 体重は同じ100キロくらいか。これまでもケンカした相手はオレより大きいのがほとんどで、全く問題ない。強引にかいくぐって、ぶち込むだけ。あとオレはタフなんで、KOされたことがないから。

 ――これまで一番強かった相手は

 久保氏 16歳の時に栃木の足利で、二輪合宿の時にやりあった群馬の館林から来ていた暴走族のアタマかな。お互いに石を持って、バンバン殴り合ったが、決着はつかなかった。向こうは病院直行して、オレは顔面はらしながらも授業に行ったけど遅刻扱いで、教習の期間が2日間延びちゃいましたよ。

 ――幼稚園の時から数えきれないほどケンカして、強くなる一方

 久保氏 強さ自体は別に変わっていないが、ケンカ慣れして、恐怖心がない。4~5回、刺されてもいるし、格闘家やプロボクサーともやったけどビビる感覚はないね。格闘技やボクシングの経験はなくても強いやつは強いんですよ。これは持って生まれたセンスだね。

 ――イエティ(雪男)みたいなUMA扱いで幻想が膨れ上がっている

 久保氏 ネッシーやツチノコみたいなものですか(笑い)。もうアンチが「強いところを見せろ」とうるさいから今回が最初で最後で出てやるよと。これだけ話題になって、リスクしかない。ごぼうとはお互い、ノーガードで殴り合って、どっちが立ってられるかみたいなのを望んでますよ。みんなもそれが一番見たいでしょ。

 ――試合までは

 久保氏 奄美大島に行って、海や山の自然と触れ合うだけ。オレにトレーニングとか必要ない。ナチュラルな強さを見せますよ。

所沢のタイソンこと久保広海氏は特大号のジャンプも自慢の剛腕で真っ二つ
所沢のタイソンこと久保広海氏は特大号のジャンプも自慢の剛腕で真っ二つ

【所沢のタイソン伝説】

▽小学4年でバイク盗難&5年で学級崩壊=小学4年の時に原付バイクを盗もうとして警察に補導。5年時は授業で暴れるために担当教諭が〝登校拒否〟し、学級崩壊になる。

▽拳は9回骨折=ステゴロ(素手)のタイマンに明け暮れ、普通は指や手首が折れるところが、頑丈でハードパンチャーがゆえに甲の骨が浮き上がって、プレートやボルトで固定の手術を繰り返す。

▽ケンカ3000戦無敗=3日に1回、ケンカしてきた計算になり、〝青汁王子〟こと三崎優太氏に突っ込まれたが、久保氏は「雑誌が勝手につけたもので、いちいち数えていない」と否定。無敗は正しく、引き分けが3~4戦あったとのこと。

☆くぼ・ひろうみ 1981年、鹿児島・奄美大島出身。埼玉・所沢で幼稚園の時からケンカを始める。ケンカに明け暮れ、「所沢のタイソン」のあだ名が付いた。3人組ラップグループ「syndicate」のほか、アパレル、自警団で活動。身長166センチ、体重100キロ。