都市伝説がついに明らかになる――。朝倉未来がプロデュースする1分間格闘技「BreakingDown」に〝所沢のタイソン〟の異名を持つ久保広海氏(40)が出場することになった。さんざんネット上で揶揄されてきた久保氏だけに「本物のケンカを見せてやる」とアンチ勢に通告し、意気盛んだが、死角はないのか。

 久保氏は「幼稚園のころからケンカをしてきた」「小学生の時に同級生を全員殴って学級崩壊」「タイマン無敗」と埼玉・所沢を拠点にとにかくケンカに明け暮れ、ついたあだ名が〝所沢のタイソン〟。2年前には「所沢のタイソン」を出版し、一躍人気者となっていた。

 一方で、それだけの実力を持ちながらもこれまで地下格闘技も含めて、一度もリング上に立ったことがなかったことで、5月のブレイキングダウンを観戦に訪れた際には、ごぼうの党の奥野卓志代表に「吹かしのタイソン」とバカにされるばかりか、実業家の〝青汁王子〟こと三崎優太氏からは「弱そうでコスパがいい」と挑発され続けた。

 久保氏がリングに上がらないのは「ルールがあるのは面倒。レフェリーに勝手に止められて、負けにされたくない」とこだわりがあったからこそ。それが今回、来月に行われる予定の「ブレイキングダウン9」に対戦相手は後日発表ながらも出場が決まった。

 久保氏は「アンチがうるさいから一回見せてやるよ。今回限り」と一戦限定で、リングの上に立つという。ブレイキングダウン出場者はジムに通って、プロやトレーナーから指導を受けるのが一般的だが、久保氏は「わざわざ1分の試合にケンカ師が練習するのも女々しい。そのままナチュラルでブチのめす。本物のケンカを見せてやるからノーガードでやろうぜ」とストリートファイトをリング上で見せるという。

 久保氏の秘密のベールに包まれた実力だが、乱闘劇を繰り広げたごぼうの奥野氏は自身の極太ネックレスが引きちぎられたことで「ふかしのタイソンと言ったけど、怪力は本物かと思いますよ」と剛腕を認めている。

 久保氏のネックとなるのは、1分の時間制限やルールのほかにこれまでストリートファイトオンリーだったことで、グローブを着用しての対戦は初めてになることだ。それでも「役者が違うことを見せてやるよ」と所沢のタイソンは吠えた。