ジャーナリストの鈴木エイト氏が9日、自身の「X」(ツイッター)を更新。日本大学のアメフト部員が違法薬物を所持していた問題について、〝日大OB〟の観点から言及した。

 この問題を受け日大側は8日、都内で会見を開いた。林真理子理事長は会見の冒頭で謝罪。さらに率直な感想を求められると「私が就任してからスポーツの方は副学長、学長にお聞きするという立場。はっきり申し上げて遠慮があった。私にはあんまりスポーツの組織が分からないし、昔からいる監督、コーチの方もよく知りません。なかなか彼らのグラウンドに行く機会もないので、そういうことは教学の方に任せるべきだと思っていた」と明かしていた。

 この会見について「改革を進めていた林真理子理事長の〝スポーツ分野への遠慮〟という言葉には同情の余地もある」としながらも、問題発覚の経緯や詳細について酒井健夫学長や沢田康広副学長に説明を任せる場面が目立ったことから「理事長・学長・副学長のパワーバランスは適正だったのか」と指摘する。

 さらに日本大学出身の同氏は「私が当時通っていた学部では相撲部が学食を実質的に〝恐怖支配〟していたような構図もあった。類推すると、あの体質の中での『改革』は相当困難だっただろう」と〝スポーツ分野〟が幅を利かせていた実態があるとしながらも「だが、それでもやるべきことである」とつづり、「日本大学OBとして今回の大学側の対応は残念」とコメントしている。