9日放送のTBS「ひるおび」で、薬物事件で揺れる日本大学の問題を取り上げた。
 
 日大のアメフト部員が違法薬物を所持していた疑いで逮捕されたことを受け、8日に林真理子理事長、酒井健夫学長、沢田康広副学長が会見を行った。

 この会見で弁護士の八代英輝氏は沢田副学長の発言に注目。今回の事件で日大側は警察側の指摘で7月6日にアメフト部の寮を調べ、違法薬物と思われるものを発見。しかし、警察に報告したのが18日で、この空白の12日間が問題視されている。

 会見では元検事の沢田副学長は6日に不審物が見つかった時のことについて「カスのような微量なものがビニール袋、パケに入っていたが、大麻かもしれないとも思ったが、判断できなかった」と話した。「パケ」「ブツ」といった専門用語も多用。空白期間については沢田副学長は「なるべく学生に自首を促すためヒアリングを行った」と説明していた。

 八代氏は沢田副学長の発言に「検察にいる時は立証する側の人が、カスとか微量と(犯罪性を)否定するような言い方をしている。保身に回っているように見えた」と私見を語った。

 さらに「元検事なら、微量のカスのようなものを捨てないでいたのは常習性の表れと考えるのが普通」とした上で「『パケ』とか『ブツ』とか言ってるのは、大麻の可能性を考えていたとも思える。とりあえず、パケに入ったブツごと警察に提出してヒアリングを続けるというやり方もあったのでは」とそのプロセスに疑問の声をあげた。