大ヒット曲「会いたい」でも知られるシンガーソングライター・澤田知可子(60)が4日、東京・渋谷のJZ Brat SOUND OF TOKYOで誕生日ライブを行った。

 
 1987年「恋人と呼ばせて」でデビューした澤田。この日は60歳の還暦を迎えた誕生日で、6月に発売された「Vintage II~時がめぐるなら~」の発売記念もかねてのライブとなった。今回のアルバムは、洋楽の名曲を作詞家の松井五郎氏が書き下ろした日本語訳で歌ったカバー集。オリジナルの英語歌詞を尊重しながら、ただの訳詞に留まらず、澤田の声との相乗効果で、日本語の歌としても耳に心地よい作品を並べた。

 澤田は還暦にちなんで赤をベースにした衣装で登場。澤田は「幼い頃から好きだった洋楽のカバーを日本語で伝えて『日本語って素敵だな』って思ってもらえることを目標に、松井五郎さんとアルバムを作りました」と語り、ニューリリースしたアルバムから、カーペンターズの世界的大ヒット「青春の輝き」。そして昨年、世界中に惜しまれながら他界したオリビア・ニュートン・ジョンの名曲「そよ風の誘惑」を歌唱した。

 また、「8月は私の誕生月でもありますが、終戦記念日もある、気持ちが引き締まる月。心を込めて歌います」とウクライナへの想いも込めてヘンリーマンシーニの名曲「ひまわり」を披露した。これは1970年に公開された映画「ひまわり」のテーマ曲で、ソ戦争によって引き裂かれた夫婦の行く末を描いた映画で、旧ソビエトだったウクライナで撮影されている。

 ステージでは澤田の代表曲「会いたい」をしっとりと歌い、「『絆』とは『ほだされる』と書きます。これからもずっと澤田知可子に絆されてください。またライブでお会いしましょう」と語った。