冷凍餃子“2大巨頭”が繰り広げる、超対照的な戦略とは――。
食品卸大手「日本アクセス」主催の秋の総合展示商談会「東日本 秋季フードコンベンション2023」が26、27日の日程で、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。
一昨年からニンニクマシマシ「東スポ餃子」などを冷凍食品コーナーで出展していた本紙プロデュース食品ブースだが、今回はお菓子のコーナーへ引っ越し。
それもそのはず。数量限定で発売された「東スポポテトチップス焼き鳥味」と「大スポポテトチップスどて煮味」の再販が決定したのだ。
来春をメドに“ポテチ第3弾”の準備も着々。今後に期待していただきたいが、やはりベースは「餃子」だ。
日本アクセス関係者によると、冷凍餃子の競争自体は一段落したものの「さまざまなコンセプトから商品を仕掛ける“第2フェーズ”に突入した」とのこと。中でも冷凍餃子の2大巨頭が“真逆”と言っていいコンセプトで商品を打ち出しているという。
まず、餃子売り上げ日本一をうたう「味の素冷凍食品」は「健康寿命を延ばす」テーマのもと、餃子やチャーハンなど主力商品の塩分を40%カットしたバージョンを発売する。
塩気が薄くなるわけではない。味の素の真骨頂、うま味成分を活用することで“ほど良い塩味のまま塩分カット”を実現。肉感もそのままで、タレがなくても食べられてしまうおいしさだ。
対するのは「ぷるもち水餃子」が、冷凍水餃子部門シェア1位の「大阪王将」だ。なんと餡(あん)にニンニクと背脂がたっぷり練り込まれた「暴走背脂ニンニクぶた餃子」を発売。ニンニクマシマシでは東スポ餃子もひけを取らないが、まさか背脂を投入するとは…。
関係者はこう語る。
「コロナ禍でマスクを着けることでニンニクへのハードルが下がったが、マスクを取るようになった今、抵抗感が出てきたかというと実はそうではない。『ぷるもち』にはニンニクは入っていないので、こちらはニンニクで攻めようと」
かみしめれば、ぷるもち皮の向こうから背脂がジュワ~。さらにニンニクが追いかけてくる。鍋やラーメンに入れてほしいとのことだ。
まだまだ“熱い”冷凍餃子。東スポ餃子も負けられない!











