小松島競輪のGⅢ「開設73周年記念 阿波おどり杯争覇戦」が6日、開幕した。林大悟(28=福岡)が初日予選4Rで、正攻法から7番手まで下げて打鐘前から進撃開始すると、2着に7車身差を付ける圧勝劇を披露した。

 前2場所の低迷を払しょくする激走に「中団が空いていたので(入るか)迷ったけど、いつもその辺りでモタモタしてしまうし、その反省を生かせました」と表情は明るかった。

 近況は「(前期末で)点数も意識して大敗できないと思ってしまって…考えてレースできるタイプではないんですけどね(笑い)」と考え込んでいたが、新期に入っていい意味で吹っ切れた様子。〝考えるな、感じろ〟の走りで魅せた。

 一方で、レベルアップのための悩みもある。「僕は戦法の幅が狭いので」。九州の徹底先行と言えば林大悟というイメージだが、さらに上のクラスへ進むためにはオールラウンダーな動きも欲している様子。

「そのあたりはヒデさん(山田英明)とかに聞いていきたいです。(自在な動きは)勇気も必要なので、すぐにどうこうとかではないですけど」

 とはいえ、フルモデルチェンジはちょっと先の話で現状は「力でいけるところはタテ脚で」。二次予選10RもS班の新山響平らを相手に力勝負を演じる。