名古屋競輪S級シリーズ(F1)は4日からナイターで開催される。
主力には和田真久留(32=神奈川)、山崎芳仁(44=福島)、菅田壱道(37=宮城)、稲垣裕之(45=京都)ら名うての選手が揃う。なかでも機動力的に威張れる松井宏佑(30=神奈川)がV最右翼だ。
松井はスピードとスタミナを兼ね備えた〝強〟先行選手。6月岸和田の高松宮記念杯では2度目のGⅠ決勝進出を果たし波にも乗っている。
ただ、内容は不満だったと言う。決勝は新山響平(29=青森)が脇本雄太(34=福井)に突っ張られて下がってきたため、内に詰まって仕掛けの機会を失った。「脇本さんが突っ張るとは思っていなくて…。油断というかあまかったですね」と悔やむ。
勝ち上がりに関しても「岸和田では主導権を取っていないので」と肩をすくめた。
それだけに前回の松戸は「全部、主導権を取ろうって。強い競走を見せたかったです」と前のめりでレースに臨んだ。結果は逃げ切り3連発で完全優勝。とくに決勝は圧巻だった。
打鐘で嵯峨昇喜郎(24=青森)のフルダッシュを簡単に合わせると、ハイスピードをキープして押し切り力を誇示した。
高松宮記念杯で5走して、その後も開催が詰まっている。厳しい日程だが「すぐGⅡ(サマーナイトフェスティバル・函館15日開幕)なので練習は1日休んだだけです」とサラリ。ナショナルチームで鍛えていたタフな松井にはそれほど問題ではない。
今節も「小さいレースをしないように」と力でねじ伏せる構えだ。初日特選12Rは和田と強力タッグを組む。「信頼関係があります。プライベートでも世話になっているし」と頼もしい援護役を得て、思う存分に暴れる。












