取手競輪FⅠ「関東カップ」は9日に2日目を行い、10日の12R決勝に出走するメンバーが出そろった。1番車は地元の山岸佳太(36=茨城)で2池野健太、3塩島嵩一朗、4一丸尚伍、5太田竜馬、6川口聖二、7高橋舜の7人全てが自力選手というラインアップだ。
オール単騎で〝アドバンス状態〟になる可能性もあったが「それもどうか」と全選手が熟考。これがS級での初優出となった高橋は「アドバンスの追加を断ったほどなのに初めての決勝がこんな番組になるとは…」と苦笑いするしかなかった。
水面下での駆け引きで〝1番人気〟だったのは予選スタートながら予選1着、準決2着でレース内容も良かった塩島で、そのハートを射止めたのが山岸だ。競走得点は最上位で、しかも地元という強みを生かした。「関東以外の選手に付くのは初めて」だという。
山岸は「みんな魅力的だけど」と前置きしたうえで「塩島君は仕上がっているし、一緒のレース(昨年11月小倉準決)で走った時も、まくれる感じがなかった」ことを指名理由に挙げた。
今開催の塩島は予選、準決とも前受けから一度引いての仕掛け。リクエストはなく「好きに走ってくれれば」という山岸がしっかり付け切れば、1月以来となる地元Vのチャンスが近づく。












