元警視庁刑事で防犯コンサルタントの吉川祐二氏が1日放送のMBSテレビ「せやねん!」にVTR出演。母親に対する自殺ほう助容疑で警視庁に逮捕された市川猿之助容疑者についてコメントした。
事件から逮捕まで1か月以上かかったことについて、吉川氏は「決して時間がかかったという風に私はみていません」と指摘。続けて「というのも、密室の中で起きた今回の事件、結局、猿之助容疑者ひとりの供述によって事件の捜査が進められていく。となると、一つひとつのことについて裏付け捜査をしていかねばなりません。そのようなことをするのには、1か月は最低でもかかるものと思います」と解説した。
事件のポイントについては「あまりにも言ってることの内容に矛盾がありすぎる。向精神薬(睡眠薬)のパッケージが家の中から見つかっていないということが一つです。結局、薬を使って自殺が行われたということからすると、薬があったことは間違いないわけです。そのパッケージを捨てる意味がない」と分析。
さらに「(『話し合って自殺を図った』と)自分で言ってるのに関わらず、それを廃棄するということ。その分については非常に不信感があります」と付け加えた。
今回は母親の自殺を手助けした疑いでのみの逮捕だったが、重度の認知症であったとされている父・段四郎さんについてはどうなるのか。
吉川氏は「認知症ということは自殺を持ちかけたとしても、それに対して承諾できるかどうか?っていうことも問題になる。もしも本人がその意思の表明ができなかった時には、自殺ほう助(の成立)ということは、ちょっと考えづらい」と分析。
その上で「となると、だまして薬を飲ませた。わかりやすく言えば、無理心中であった可能性も否定はできないと思います。自殺のほう助ではなく、殺人罪が適用されるということもあり得ることです」と解説していた。











