森保ジャパンが15日の国際親善試合エルサルバドル戦(豊田ス)で歴史的大勝を飾ったが、元サッカー日本代表FW武田修宏氏(56=本紙評論家)が〝問題点〟を指摘した。

 日本は前半1分に谷口のゴールで早々に先制すると、直後にFW上田綺世(セルクル・ブリュージュ)がDFロナルド・ロドリゲスに倒されてPKを獲得し、自ら決めた。ロドリゲスの退場で10人となった相手に日本は猛攻を続け、久保、MF堂安律(フライブルク)、FW中村敬斗(LASK)、FW古橋亨梧(セルティック)がゴールを奪った。

 快勝劇は喜ばしい一方で、武田氏は「これほど弱い相手で、しかも10人になった時点で評価はできないし、強化にもならない」とバッサリ。「マッチメークがダメだと思う」と厳しく指摘した。

 近年は欧州でネーションズリーグがあり、加えて各大陸選手権がある時期も試合を組みづらく、マッチメークは毎回苦労しているのが実情。しかし、実力国との対戦が不可能というわけではなく、この日はカタールW杯優勝国のアルゼンチンが中国に遠征してオーストラリアと対戦している。実力が発揮できないような相手に貴重な1試合を消化するのは無駄というわけだ。

「いい対戦国が見つからないなら、Jリーグの外国人選手で選抜チームをつくったり、代表で紅白戦をやったほうがいい。あるいは、大学チームのほうがまだマシ」と強豪国とのマッチメークがかなわない場合の代替案も提言。目標とするW杯優勝へ、代表の強化計画は再考の余地がありそうだ。