平昌五輪フィギュアスケート女子金メダリストのアリーナ・ザギトワ(21)に対し、著名記者が猛批判を展開して物議を醸している。

 スポーツ記者のニキータ・プロキク氏は、ロシアの「ウラジミール・メゼンツェフ・ジャーナリズム学校」のインタビューで、ジャーナリズムについて言及。ザギトワのように、スポーツ選手がジャーナリズムの世界に入ることについて問われると「データがあって、スピーチが上手で、カメラの前で仕事ができて、カメラに気に入られる人なら大歓迎です。視聴者に喜ばれるのであれば、いいじゃないですか」と回答したうえで、暴露話を展開した。

「アリーナ・ザギトワは、私がこれまで見た中で最悪の司会者。ザギトワにまつわるあまり良くない話を私は一つ持っている。アリーナはとても傲慢な女の子。私たちは彼女にインタビューをすることになっていたんだけど…」と、ザギトワがゲストとして訪れたロシアゴルフ選手権での出来事を話し始めた。

 同氏は当時「RBC」の記者として、ザギトワを取材するために主催者に申し込んでいた。「会場で1日中アリーナを待っていた。彼女は大会に遅れてきて、それから1時間ほど髪をセットしてもらっていた。その後、彼女は撮影に行った。撮影後にインタビューしていいと言われていたが、彼女は『疲れた』と言って、2階の楽屋に行った。結局、12時から22時まで彼女を待つことになった」と、とんだ待ちぼうけを食らうことになったという。

 しびれを切らした同氏がザギトワに声をかけ「取材の約束をしているんだけど」と伝えると「マネージャーを通して」と言って立ち去ってしまったという。同氏は「繰り返し言いますが、アリーナ・ザギトワはとても不快な人間だ」と強調した。

 この話題はロシアメディア「スポーツ」などが一斉報道。競技休養中も忙しく活動するザギトワとあって、一挙手一投足が注目されているようだ。