ジャニーズ事務所を9月30日で退所することになった元「King&Prince」岸優太(27)がレギュラー出演中の日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜午後7時)で、〝稲刈り問題〟が浮上した。それをクリアするためのウルトラCが、偉大な先輩「TOKIO」との〝合流〟だという。

 岸は22日に改めてキンプリからの脱退を報告し、併せて「9月30日までジャニーズ事務所に所属させていただきます」と発表。「それまで自分のできることを全力でやり遂げるのでみなさん見ていてください!!」と呼びかけた。ジャニーズを退所することは公表されていたが、その期日は調整中だった。

 主演映画「Gメン」(8月25日公開)のプロモーションがあるため、グループ脱退後もジャニーズに残るのだが、退所が9月30日と発表されたことで〝稲刈り問題〟が浮上した。

 岸は「DASH!!」で「23度目の米作り」として、福島・大玉村での米作りに参加することが決定。山の斜面にある棚田で、7段のうち5段を出演者5人で一段ずつ担当するという案がTOKIOの国分太一から提示され、岸もその一つを担当する。

 芸能関係者は「いよいよ田植えの季節に入るのですが、問題は稲刈り。田んぼのある大玉村辺りでは例年、収穫が10月中旬くらいになるそうです。岸は9月いっぱいでジャニーズを退所するので、このままでは田植えをしたけど稲刈りをして、でき上がった新米を食べられないかもしれないんです」と話す。

 自然が相手だけに、岸のために早く稲刈りをするわけにもいかない。かといって、ジャニーズを退所後も「DASH!!」に出演できるかは不透明だ。ジャニーズを辞めた、いわゆる〝辞めジャニ〟はこれまで地上波番組出演で苦労しており、岸も同番組の卒業が取りざたされている。このままでは、稲刈りを見届けられない可能性がある。

 それでも継続出演のウルトラCが期待されている。国分らの所属事務所「株式会社TOKIO」への〝合流〟だ。

 制作会社関係者は「岸がジャニーズを退所した直後、株式会社TOKIOに入るウルトラCであれば、退所後も『DASH!!』の出演を続けることは可能でしょう」と語る。

 株式会社TOKIOはジャニーズの関連会社。ジャニーズの藤島ジュリー景子社長が代表を兼務し、城島茂が社長、国分と松岡昌宏がそれぞれ副社長を務める。〝親会社〟との関係は良好で、辞めジャニとなった岸の出演もスムーズというわけだ。

 岸はキンプリ脱退、ジャニーズ退所の理由として、平野紫耀と同様に海外進出を挙げている。ジャニーズの先輩とともに稲刈りの瞬間を見届けて、世界へ――。これは夢物語ではなくキンプリファン、通称「ティアラ」も願っているプランだ。