独走の予感だ。大相撲夏場所8日目(21日、東京・両国国技館)、横綱照ノ富士(31=伊勢ヶ浜)が幕内琴勝峰(23=佐渡ヶ嶽)を一方的に押し出して無傷の8連勝。他の全勝力士が消え、早くも優勝争いの単独トップに立った。
中日給金は全勝優勝を果たした一昨年九州場所以来、実に9場所ぶり。取組後は「まだ半分しかたっていない。勝ち越し? 普通。できることをやっているだけ」と貫禄を漂わせた。昨年10月に両ヒザを手術し、その後は3場所連続で全休。今場所は連日、横綱土俵入りと結びの一番を務めて土俵を盛り上げている。
照ノ富士は「私がいようがいまいが、次の人が出てきて盛り上げてくれたら。私が一人いないからと言って、変わることはない。いつの時代もそういう形できている」と話したが、自らが出る以上は主役の座を譲るつもりはない。「盛り上がる中心にいないといけない。優勝を目指してやらないといけない思いはあります」と表情を引き締めた。











