大相撲夏場所7日目(20日、東京・両国国技館)、元大関の幕内朝乃山(29=高砂)が幕内一山本(29=放駒)を押し出して7連勝。優勝争いのトップを快走する中、取組後は「今日は今日で、明日の準備をしていきたい。自分のやるべきことは変わらない」と気持ちを引き締めた。
6場所出場停止を経て、今場所は9場所ぶりに幕内に復帰。「出場するからには優勝」と2度目の賜杯奪回を狙う。そうした中で朝乃山の故郷、富山の人々も完全復活を熱望している。首都圏在住の富山出身者を中心に活動する「東京朝乃山後援会」の東豊昭(あずま・とよあき)幹事長も、その一人だ。「彼のような心技体が備わっている力士は、なかなか出てこない。必ず横綱になる」と期待を寄せた。
朝乃山が2年前に不祥事を起こした際には地元も失望。東氏は「富山県民は真面目だから、不祥事に対して自分のことのように申し訳なく、恥ずかしい気持ちを抱えていた」と当時を語る。今ではそんなネガティブな感情も完全に払拭され、富山県人は総力を挙げて朝乃山を応援しているという。
同後援会は今年の初場所で十両優勝した直後に、都内で祝賀会を開催。今場所で4年ぶり2度目の幕内優勝を果たした場合は、お祝いの場としてうってつけのイベントも控えているという。東氏によると、6月には同後援会を含む富山県人会で1000人規模の懇親会が都内で開かれる予定。すでに朝乃山にも招待状を送っており「そこでお祝いできたら」と祝賀プランを明かした。
どん底に落ちても復活を待ち続けてくれた富山県民のためにも、V報告で恩返しを果たしたいところだ。












