日本卓球協会が独自に策定した2024年パリ五輪の代表選考方法を巡り、宮崎義仁専務理事(64)が主催者側の〝見解〟を語った。
今回の選考は国内試合を中心に行う一方で、世界ランキングは反映されない。トップ選手は世界ランクを上げるべく、国際大会にも出場。過密日程での試合消化を余儀なくされている。全日本女王の早田ひな(22=日本生命)は12日に都内で行われた世界選手権(20日開幕、南アフリカ・ダーバン)に臨む日本代表の公開練習後に「この状況で戦っている以上、体のSOSに気づかないといけない」と話すほどだ。
そのため東京五輪混合ダブルス金メダルの伊藤美誠(22=スターツ)が臀部(でんぶ)を痛めるなど、有力選手の消耗が懸念される。代表選考について疑問の声も飛び交うが、宮崎専務理事は「ここで曲げることはできないし、もちろん選手が理解した中で進んでいること。独断選考で決めていたら物議になると思うが…」と説明。東京五輪後は選手と3度のミーティングを重ね、アンケートを活用しながら選手側の意見も取り入れたという。
今回の選考方式は「公平性」に重きを置いたと言い「世界ランク中心で考えると、世界ランクを満たせずに大会に出られない選手がほとんどなので、世界ランクが下の選手は五輪に出られない。その条件下で代表が決まっていったら、選手たちも不公平と感じてしまう。今回は公平にみんな同じ舞台で〝よ~いドーン!〟という形にした」。
さらに宮崎専務理事は批判の的になっている過密日程について「選手の休みは個人で決めること。何試合出たら1試合休むとか、そうやって調整するのが選手の務め。その代わり、この大会は外せないよねと決めるのも選手の仕事」。セルフマネジメントができてこそ一流選手というわけだが、新たな選考方法はパリ五輪の結果につながるのだろうか。












