大相撲夏場所(14日初日、東京・両国国技館)が間近に迫る中、またしても角界で不祥事が発覚した。元大関霧島が師匠を務める陸奥部屋で、幕下以下の力士が弟弟子の三段目力士に対して暴力を振るっていたことが9日までに判明。関係者によると、加害者の力士は初場所と春場所を謹慎休場し、4月に現役を引退したという。
日本相撲協会は今年1月に事態を把握。三段目力士は4月に協会のコンプライアンス委員会に被害を訴えたが、その後に加害者が引退したため加害者の処分などは行われなかった。角界では横綱日馬富士らによる暴行騒動を受けて、2018年10月に「いかなる暴力も許さない」とする暴力決別宣言を出した。しかし、その後も根絶には至っていない。
昨年12月には、伊勢ヶ浜部屋で力士の暴力行為が明るみに出たばかり。角界関係者は「今でも暴力の話は聞くし、表に出ているのは全体の一部。部屋で内々に処理したり(協会の)処分を受けずに引退した力士は何人もいる」と証言した。果たして、角界から暴力がなくなる日はやってくるのか…。











