元大関が決意を新たにした。大相撲夏場所(14日初日、東京・両国国技館)を控えた4日、元大関の幕内朝乃山(29=高砂)が国技館で行われた横綱審議委員会(横審)の稽古総見に参加。幕内力士の申し合いでは関脇大栄翔(29=追手風)らと相撲を4番取って3勝1敗だった。

 横審の稽古総見はコロナ禍以降に実施が見送られ、今回は2020年初場所前以来の開催。朝乃山は番数は少なかったものの「コロナ前に戻りつつあると実感した。(この日の稽古総見は)強い人がたくさんいるので行こうと思った。(幕内力士は)十両とは立ち合いの重さが全然違う」と刺激になった様子だった。

 朝乃山自身、幕内力士として本場所で相撲を取るのは大関だった2021年夏場所以来、2年ぶり。本番へ向けて「時間があるので、いい稽古をできるようにして初日を迎えたい」と意気込んだ。