まだ満足はしていない――。フィギュアスケートのペアで主要大会全制覇「年間グランドスラム」を達成した〝りくりゅう〟こと三浦璃来(21)、木原龍一(30=ともに木下グループ)組が25日、都内で行われた所属先の報告会に出席。それぞれに報奨金1400万円が贈られた。
今季は昨年7月のアイスショーで三浦が左肩を脱臼し、約2か月間一緒に練習することができなかった。苦しい船出となったものの、フタを開けてみれば世界の舞台で相性の良さを十二分に発揮。木原は「みなさんのサポートがなければ『年間グランドスラム』を達成することができなかった。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。
「年間グランドスラム」達成は、日本勢初の快挙。歴史に名を刻んだが、2人に慢心はなし。三浦が「うれしいけど、まだチャンピオンになった気持ちはない。来季はこのままではダメ。もっともっと上に上がっていけるように頑張りたい」と言えば、木原も「時が経つにつれ、このままではいけないなと。来季に向けて頑張らないと勝ち続けることができないという危機感の方が強い」ときっぱり。ともにさらなる高みを見据えている。
報奨金の使い道も基本的には競技に費やす方針だ。木原は「トレーニングの道具であったり、スケートに関係するものに使って、来季の自分たちが飛躍するために使いたい」と答えると、三浦も「同じです」とニヤリ。その一方で「自身へのご褒美は?」との質問に対し、木原が「ガリガリ君が好きだが、なかなかシーズン中は食べられない。好きなものを食べるために使いたい」と話したところ、三浦は「私は贅沢をしてハーゲンダッツを(笑い)」と笑い飛ばすなど、絶妙なコンビネーションを見せた。
快挙を成し遂げても2人の頭はやはり〝スケート〟がメイン。来季以降の活躍に早くも期待が高まるばかりだ。











