ロシアサッカー界の重鎮が、欧州サッカー連盟(UEFA)からアジアサッカー連盟(AFC)への転籍問題でなんとも虫がよすぎる提案を行った。
ウクライナ侵攻によりロシアはUEFAの主催大会から締め出されており、AFCへの転籍で現状打破を画策している。だがその一方で、欧州のほうが競技レベルが高く、賞金なども高額なため、同国内では転籍反対論も根強い。
ジレンマの中で議論が進まない中、ロシアサッカー界の重鎮として知られるFCウラルのグレゴリー・イワノフ会長が転籍問題について見解を示した。
同国放送局「マッチTV」によると「私は常々、プレーすることは、プレーしないことよりも優れていると言っている。しかし、それでもアジアのサッカーのレベルを見ると、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のチームのレベルには達していない。欧州にとどまるべきではあるが、欧州が我々と話をしたくない場合は考えなければならない。先に進むのかサッカーコミュニティー全体で集まって、話し合う必要がある」と悩ましい現状を指摘した。
その上で「ロシアサッカー連合(RFU)のデュコフ会長は正しい決断をすると思うが、私の意見はこうだ。欧州にとどまりながら、同時にアジアでプレーしてほしい」。UEFAの大会にすぐに復帰できるように正式な転籍はしないまま、まずはAFCの大会でプレーする道を模索しようというわけだ。
これまで南米選手権などではアジアのチームが招待されるケースがあり、日本代表も2019年に出場している。こうしたケースを踏まえて、ロシアも転籍することなく〝招待枠〟でAFCの大会に出場しようという仰天プランだ。
ロシアにとってはいいことずくめの〝ウルトラC〟は実現するのか注目が集まる。










