ロシアサッカー連合(RFU)が欧州サッカー連盟(UEFA)からアジアサッカー連盟(AFC)への移籍をまもなく最終決定する中、同国メディアが移籍実現への〝条件〟を報じた。

 ウクライナ侵攻を受けて国際サッカー連盟(FIFA)やUEFAから国際大会への出場を禁止されているロシアは、AFCに転籍することで状況の打破を図ろうとしている。

 27日の理事会でRFUは決議する構えだが、その後の見通しを同国メディア「スポーツエクスプレス」が指摘した。

 まず「RFUはAFCに参加するために、UEFAが連盟の変更に反対していないことを示す必要な書類のパッケージを提出する必要がある」。UEFAがロシアの脱退に反対する理由はなく、ここはすんなり進むとみられる。

「次にAFCは、FIFAとAFCの間の規定でそのような事項がないため、新しいメンバーを受け入れるという点でFIFAから承認を得る必要はない」。FIFAはロシアを国際大会から締め出しているが、AFC入りを妨げる権限はない。

 最終的な決定はAFCの加盟国に委ねられることになる。「AFCの新メンバーの承認に関する決定は総会で行われる。47協会のうち出席した国の50%以上が賛成票を投じる必要がある」。中国や北朝鮮のほか、中東や東南アジアでもロシア寄りの国が相当数あるとみられ、過半数を得る可能性は十分にある。

 ロシアのAFC移籍が実現すれば日本にとっても強力なライバルとなるだけに、その動向に注目が集まる。