ロシアサッカー連合(RFU)のアレクサンダー・デュコフ会長が、アジアサッカー連盟(AFC)への転籍の方針を再び検討し、その第一歩として6月に中央アジアサッカー協会(CAFA)の主催大会へ参加する可能性が出てきた。
ロシアはウクライナ侵攻を受けて国際大会への出場が禁止されたため、昨年末に欧州サッカー連盟(UEFA)からAFCへの転籍を検討。結論が先送りされる中で一時は欧州残留論が優勢となったが、再び方針を転換した。
ロシア国営通信社「RIAノーボスチ」は、3月末にデュコフ会長が「AFC移籍の可能性はまだあると語った」と報道。その上で今後のロシア代表について「アジア、アフリカ、南米のチームとの親善試合を検討している」と明らかにした。
さらに、アジア転籍への第一歩としてついに具体的な動きを開始。「タジキスタンサッカー連盟は、ロシアチームが6月に開催される予定の中央アジアサッカー協会主催の親善トーナメントへの参加を確認した」と伝えた。
CAFAはアジアの強豪イランのほか、タジキスタン、アフガニスタン、キルギス、トルクメニスタン、ウズベキスタンで構成されており、いずれもAFC加盟国。CAFA主催大会にロシアが参加して〝実績〟を作った上で、これらの国の後押しを受けてAFCの大会へ徐々に進出していき、正式加盟につなげる青写真を描いているようだ。
デュコフ会長はCAFA主催大会への出場について「参加の可能性と条件はまだ議論中である」と検討を認めた上で、4月中に最終決定する考えを示した。
くしくも、フィンランドが北大西洋条約機構(NATO)へ正式加盟してロシアと欧州各国の対立がさらに深刻化しているタイミング。サッカー界で欧州から離脱することになるのか注目が集まる。











