米男子ツアーメジャー初戦「マスターズ」最終日(9日=日本時間10日、ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGC)、第3ラウンドまで首位をキープしたブルックス・ケプカ(32=米国)が、最終ラウンドで75と崩れ、通算8アンダーの2位でジョン・ラーム(スペイン)に優勝をさらわれた。

 ケプカは、サウジアラビア政府系ファンドが支援する超高額賞金のツアー「LIV招待」側の選手として参戦。予選落ちなしの3日間54ホールで争われるフォーマットが〝邪道〟扱いされているだけに、米国人スポーツコメンテーターであるスキップ・ベイレス氏は自身のツイッターで「ケプカは、LIVで十分に〝耐性テスト〟をできていなかった」と主張した。

 ケプカは2日目までに予選ラウンドを完了する恩恵を受けていたにもかかわらず、最終ラウンドで崩れたのは、72ホールの試合勘に欠けていたというわけだ。

 英紙「デーリー・メール」によると、ケプカは、最終ラウンド後の会見で崩れたことと、54ホールの因果関係を問われたが「われわれは、同じ人間だ。健康であれば勝負できる。このイベントをプレーしたメンバー(LIV組)も、そうは思っていない」と否定した。

 実際、LIV選手では、フィル・ミケルソンとパトリック・リード(ともに米国)が最終ラウンドで伸ばして2位、4位に入っている。かねてLIV入りは、実力の低下につながるとの意見もあったが、現段階では大きな影響はないようだ。