プロローグ

 馬券、血統、人間ドラマ…競馬の楽しみ方は本当に様々だ。自分が編集部員として運営に携わっているWEBサイト「東スポ競馬」でも、いろいろな切り口を提案しているが、令和の今、また新しい楽しみ方が登場しているとは知らなかった。これは

「競馬とNFT? どう結びつくの?」

そう思っていた記者が

「こんな遊び方があるのか!」

「めちゃくちゃ興奮するじゃん!」

 となった一部始終である。競馬歴30年の私を驚かせてくれたのは、30代の友人が教えてくれた「Rakuten NFT サラブレッド」。まず、専門用語を使わずに超ざっくり説明すると、有名サラブレッドに対する自分だけの〝応援証明書〟を購入できる。そして、その馬が実際のレースで勝つとゲームポイントがもらえ、年間を通じて好成績を収めると賞品もゲットできるのだ。まだ最終的な結果は出ていないが、先日行われた大阪杯と天皇賞・春に〝愛馬〟が出走するまでを、サクッとリポートしてみようと思う。

競馬のNFTって何?

 皆さんが最初に知りたいのは「何が買えるのか」だろう。文字で説明すると「エフェクトとサウンドがついた競走馬の静止画(を組み合わせた動画)」だが、う~ん、これはサンプル画像を見ていただく方が早いかもしれない。例えば、白毛のアイドルホース・ソダシ

もう一頭、日本最強、いや既に世界最強の呼び声も高いイクイノックス

 写真(静止画)の時点で惚れ惚れする馬体だが、これが超カッコよく編集、加工された紹介アート動画になっていると思っていただければいい。プロが芸術的に仕上げているから、ネットなどに転がっているものとはレベルが違う。しかもこれ、馬主様から許諾を得ている〝お墨付き〟で、数が限られているのだ。だから、自分で購入したものは唯一無二。ここに、NFTの出番がある。なんとなく知っている人もいるだろうが、NFTというのは替えが利かないのが最大の特徴で、いわば「シリアルナンバー付きの自分だけの公式証明書」。例えば、ソダシやイクイノックスの購入したその動画の権利は自分だけが持っており、複製不可であり、しっかりと価値が保証されるのだ。コンテンツの価値が、より高まっていく可能性があり、応援したい人に二次流通で売ることもできる。

 と、ここで気になるのが買い方だろう。「暗号資産が必要なんじゃ…」なんて不安な人もいるはずで、実際、私もそうだったのだが、楽天が運営するNFTマーケットプレイスおよび販売プラットフォーム「Rakuten NFT」は日本円で買えるし、クレジットカード決済も、なんなら楽天ポイントも使える(暗号資産「イーサ」(ETH)にも対応しているため、すでに持っている人はそちらで買うこともできる)。記者は「楽天市場」でショッピングをするので、都合がいいことに楽天IDを持っていた。同じユーザー名とパスワードでポチッとログインできて、簡単に買うことができたから、ハードルが低すぎて拍子抜けしたほどだ。

Rakuten NFTは利用しやすい
Rakuten NFTは利用しやすい

 しかも、先ほど挙げた2頭をはじめ、選べるサラブレッドが魅力的すぎるのである。

 

コレクションとして

 全64頭のラインアップには、正直、目移りした。昨年、国内外のGⅠを勝った馬で言うと、前述の2頭以外に、天皇賞・春と宝塚記念を制したタイトルホルダー、2冠牝馬スターズオンアース、ジャパンカップ馬・ヴェラアズール、エリザベス女王杯を勝ったジェラルディーナなどが並んでいる。先日のサウジカップで世界をアッと言わせたパンサラッサ、ダート馬のカフェファラオ、短距離路線のソングラインも。

ランダム5枚のお得なバリューパックもある
ランダム5枚のお得なバリューパックもある

 この時点で競馬好きの方はピンときたと思うが、日本の競馬界をリードする牧場やオーナーが協力していることがよ~く分かるだろう。競馬に携わる記者として知らなかったのは恥ずかしいが、嬉しい驚きでもあった。これこそ楽天という大企業のなせる業だろうし、本気度もうかがえるし、何より業界トップ同士が手を組んでいる安心感もある。やっぱりNFTという未知なるものに足を踏み入れることに怖さがないと言えばウソになるから、こういう部分がしっかりしていると気軽に手を出せるというものだ。

下をクリックすると詳細も見られる
下をクリックすると詳細も見られる

 画面を見ても分かる通り、1頭の単品パックは1モーメントあたり、日本円にして4000円ほどで購入できる。自分の好きな馬や応援したい馬、なんならその馬の馬券が当たったらお礼の意味で購入するのもいいかもしれない。記者は先日、ドバイシーマクラシックをイクイノックスが楽勝した直後、急いでモーメントを買った。あの強さを見たら、日本馬で初めて凱旋門賞を勝つのはこの馬かもしれない!と誰もが感じたはず。応援の意味と、価値を考えて、というわけだ。で、既に購入していた他の数頭と一緒に、買ったNFTをマイページのマイコレクションに並べてみると…。

これが私の「マイコレクション」ページ
これが私の「マイコレクション」ページ

 いやはや、壮観。これぞ〝自分だけの名馬アルバム〟である。好きな馬のかっこいい画像が並ぶと、どうしてこんなにワクワクするのか。やはりサラブレッドは我々の心をつかむ。しかも、嬉しいのは自分で選べるということだ。上の写真を見て、イクイノックス以外の4頭を「なんで?」と思った人もいるかもしれないが、これ、完全に私の好み。実はすべてドゥラメンテ産駒なのである。自分がめちゃくちゃ応援し、惚れていた馬の子供で、〝自厩舎〟を作ってみたワケ。こういうツウ好みの楽しみ方もできるから、収集欲を刺激してやまないのだが、実はこの「Rakuten NFT サラブレッド」にはさらなる楽しみ方がある。現実のレースと連動したPOG(ペーパーオーナーゲーム=参加者が仮想馬主として競走馬を選択し、対象レースで獲得した賞金などをゲームポイントに置き換えて競うゲーム)に参加できるのだ。

ゲームに参加しよう
ゲームに参加しよう

いざPOG

 ゲームはとってもシンプル。自分が購入したモーメントの馬が実際にレースに出走した際、マイデッキへのセット、つまりエントリーをしておけばいい。対象レースは2月から12月の国内GⅠレース(2歳及び3歳限定戦はのぞく)で、その馬が実際のレースで賞金を獲得すると、ゲームポイントを獲得できる。嬉しいのは、このゲームポイント獲得数に応じて、超豪華賞品が用意されていることだ。上位者は、デビュー前競走馬の蹄鉄やジョッキーのサイン入り鞭、自身が選んだ馬の2023年の活躍を振り返るプレミアムNFT(フラッシュムービー)のゲットが可能。抽選になるものの、「デビュー前競走馬の命名権」なんていうレアな賞品もあるから、競馬ファンにはたまらないだろうし、参加しない選択肢はない。

賞品が豪華すぎ!
賞品が豪華すぎ!