ボクシングの前4団体バンタム級統一王者の井上尚弥(29)が所属する大橋ジムは29日、WBC・WBOスーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(28=米国)に挑戦する井上の世界王座戦が7月25日に有明アリーナで行うと発表した。

 この世界王座戦は当初、5月7日に横浜アリーナで行う予定だったが、井上が練習中に拳を負傷したため、22日に試合は7月に延期すると発表されていた。このとき井上は、フルトン陣営とファンに謝罪した上で「開催予定の7月に向けて、万全の状態でリングに上がるため、まずはケガの回復に努めたいと思います。またファンの皆さまに熱い試合をお見せできるよう、準備をしていきますので、その時を楽しみに待っていただけますとうれしく思います」とコメントを発表していた。

 またWBA世界バンタム級王座決定戦(4月8日、東京・有明アリーナ)を控える元WBC同級暫定王者の弟・井上拓真(27=大橋)は、27日の練習公開時に兄の状況について「中止ではなく、延期なので。ナオも『準備期間が延びた』とポジティブに捉えている。自分に置き換えたとしても、多分『準備しよう』と感じると思います」と明かした。