61歳で昨秋他界した俳優・渡辺徹さんの「お別れの会」が28日、都内で開かれた。
渡辺さんが所属した文学座の先輩で、デビュー作の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」(日本テレビ系)で共演した内藤剛志(67)の掛け声でスタート。台本と違い、内藤は「『徹、会いたいよ』とつい言ってしまった」という。
メモリアル映像の上映後、文学座の先輩・角野卓造(74)と中村雅俊(72)がお別れのことばを贈り、喪主を務めた長男でタレント・渡辺裕太(34)があいさつ。この日が誕生日の裕太は、自宅にまだ置いてある渡辺さんのお骨や遺影にまつわる話をした。
「お線香に火を点けて手を合わせるんですけど、(遺影の)この顔に、この笑ってる渡辺徹さんに、お線香の香りを嗅ぎながら手を合わせるというのが、すごく不思議な感覚で…。慣れなくて、寂しくて、ちょっと笑っちゃったりもしてるような、そんな状態です」
続けて妻の榊原郁恵(63)があいさつ。渡辺さんのことは「家族みんなで心を込めて送った」が、それからのこの4か月間は「自問自答するたびに、後悔とか悔やまれることしか出てこなくて…」と、目に涙を溜めこんなエピソードを明かした。
「裕太は、お父さんが明るく『お前に任せたよ』っていうふうな元気な声を(意識の中で)聞いたみたいですけど、私のところには現れず…。『お父さん、変な姿で現れないで、怖いから』っていうふうに言ったから余計なのか…。『変なオバケで出てこられるとちょっと怖いからやめて』って言ってたんですけども、でもやっぱり声が聞きたくて、でも夢には出てこなくて…。きっとみんなの所に行ってるんだろうなぁって思ったんですけど…」
だからなおさら、郁恵はメモリアル映像で亡き夫と〝再会〟し喜んだ。最後は来場者全員でうちわを振り、渡辺さんのアイドル時代のヒット曲「約束」を大合唱して会を締めた。












