まさかの黒星だ。大相撲春場所12日目(23日、東京・両国国技館)、元大関の十両朝乃山(29=高砂)が「昭和の大横綱」大鵬を祖父に持つ幕内王鵬(23=大嶽)に寄り切られて痛恨の2敗目(10勝)を喫した。
王鵬にもろ差しを許すと、一気に寄られて最後は土俵下に転落。取組後は「こんな相撲を取っていたらダメ。今日の相撲は全くダメです。勝ちたい気持ちがあったし、悔しい」と自らに何度も〝ダメ出し〟した。
十両の優勝争いは1敗でトップを走る逸ノ城(29=湊)を1差で朝乃山が追いかける展開。すでに幕内復帰を確実にする一方で、目標に掲げる連覇達成には一つも落とせない状況となった。元大関は残り3日間へ向けて「あと3日しかない。悔いのないように目の前の相撲に集中して、いい結果で終わりたい」と気持ちを引き締め直した。











