マッチレースの様相だ。大相撲春場所11日目(22日、大阪府立体育会館)、元大関の十両朝乃山(29=高砂)が十両豪ノ山(24=武隈)を上手投げで下し、10勝目。十両逸ノ城(29=湊)とともに1敗を守り、優勝争いのトップの座を守った。
立ち合いから終始攻め込まれての逆転勝ちに、取組後は「相撲内容はダメ。自分の相撲を取れなかったし、相手のペースで相撲をさせてしまった」と反省しきり。それでも「しっかり残せている。最後まであきらめずに取り切った」と前を向いた。
すでに5月の夏場所(東京・両国国技館)での幕内復帰を確実にする中、2桁10勝目に到達。好成績での十両連覇で前頭1桁台を視野に入れる元大関は「星勘定は気にしないで、明日から自分の相撲を取っていきたい」と気持ちを引き締めた。











