立憲民主党の泉健太代表(48)は17日、韓国の尹錫悦大統領の初訪日と岸田文雄首相との日韓首脳会談を受けて談話を発表した。

 この日、超党派「日韓議員連盟」の次期会長に就任する菅義偉前首相らは、都内ホテルで尹大統領らと会談。元徴用工訴訟問題で韓国政府が示した解決や日韓関係の正常化に向けて合意した首脳会談の結果を「高く評価する」と伝達した。

 泉氏は首脳会談について「日韓関係の改善に質する大きな転機となりました。日本にとって、韓国は、民主主義などの普遍的な価値観を共有する重要な隣国であり、ともにアメリカとの同盟国です。両国の安全保障、経済、文化面でなどにおける連携と協力は、東アジアの将来秩序の安定に不可欠です。私も本日(日)、尹大統領と会談を行う中で、この認識を大統領と共有しました」と評価した。

 元徴用工訴訟問題や今後の日韓関係については「尹大統領が、就任当初から、自国内での批判も少なくない中で、懸案であった元徴用工問題の『解決策』を提示し、今後の求償権の行使を想定しないことでも両国の一致を実現したことに敬意を表します。今回の会談を契機にシャトル外交、安全保障分野の対話の再開、GSOMIA(=軍事情報を相互に提供する国家間で、その結果として得られた軍事上の秘密を要する情報を第三国に漏洩しないことを定めた情報保護協定)の正常化、経済安全保障に関する協議の立ち上げ、輸出管理分野での進展など、様々な取り組みに合意したことを歓迎します」とした。

 最後に泉氏は「今後の日韓関係を安定的かつ恒久的にしていくには、日韓基本条約をはじめ、1998年の日韓共同宣言や日韓併合100年の首脳談話など両国の諸合意、諸談話を継承し、不可逆的なものとしていくことが重要です。そして日本政府も未来志向の関係構築に努力していくことが求められます」と締めくくった。