政治家女子48党のガーシー(東谷義和=51)が15日、参院議員を除名となった。この日開かれた参院本会議で除名の懲罰が採決され、出席議員3分の2以上が賛成(236票中、賛成235票、反対1票)し、可決された。尾辻秀久参院議長は「ガーシー君を除名する」と宣告した。

 ガーシーは昨夏の参院選に当選してから国会に登院せず、先月には「議場での陳謝」の懲罰に対し、一度は「帰国して応じる」としながらも最後に拒否し、再び懲罰委員会が開かれ、除名の懲罰案が全会一致で可決していた。

 本会議では同党の浜田聡参院議員がガーシーに代わって、弁明討論に立ち、憲法違反を理由に除名は不適当と主張した。

 前回、「議場で陳謝」懲罰を巡る浜田氏の弁明討論では、コラボ問題などを取り上げたことで立憲民主党や共産党を中心にヤジと怒号が飛び交ったが、この日は違憲の弁を淡々と述べ、不規則発言や他党への攻撃もなかったことで、静寂に包まれた。浜田氏も「ご清聴ありがとうございました」と結んだ。

 国会議員の除名は72年ぶり3人目で、登院しなかったことを起因とするのは初となる。