第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の大一番、日本代表 vs 韓国代表戦が10日に行われ、侍ジャパンは13―4と圧勝した。8日に開幕して盛り上がる一方のWBC。日本にとっての初戦、中国戦も平均視聴率41・9%と驚異の数字をたたき出した。盛り上げ役に一役買っている「侍ジャパン公認サポートキャプテン」の中居正広(50)は出ずっぱりで体調が心配されているが、突き動かしているのは「サッカーには負けられない」という思いだ。

 メジャーリーグの大谷翔平選手(エンゼルス)が投打の二刀流で出場し、9日にTBS系で中継されたWBCの1次ラウンド、日本 vs 中国戦の平均世帯視聴率は41・9%(午後8時9分~11時)だった。WBCの中継では2006年第1回大会決勝のキューバ戦で記録した43・4%に続く歴代2位の記録。瞬間最高世帯視聴率は45・9%で、4回に大谷が2点適時二塁打を放った後の満塁の場面だった。

 ただ侍ジャパン公認サポートキャプテン・中居らはまだまだ満足していない。目指すは「ミトマ超え」だ。

 昨年1年間のナンバーワン視聴率は、11月にテレビ朝日系で中継されたサッカー・W杯カタール大会の森保ジャパンの1次リーグ・コスタリカ戦。平均世帯視聴率は驚異の42・9%だった。これに侍ジャパンの中国戦はちょうど1ポイント足りない。

「昨年11月は中居さんは体調不良で活動休止していた時期。野球好きでサッカーは普段見ないけど、見たそうです。国民的な盛り上がりを目の当たりにし、WBCに向けて『ミトマに負けられない』と息まいていました」(TBS関係者)

 森保ジャパンは1次リーグで強豪ドイツ、スペインを相次いで破り、スペイン戦ではMF三笘薫(ブライトン)の「三笘の1ミリ」がホットワードになった。

 侍ジャパンを中継するTBSも本気だ。7日に行われたTBSの4月期番組改編説明会で、同局編成部長の渡邉真二郎氏は、WBCの生中継で「23年度の個人、世帯ともに視聴率1位を取りたい」と力を込めた。

「その策として、いわゆるにわかファンを取り込むために、侍ジャパンの試合でテレビ画面左上に野球の基本的なルールを解説するテロップを掲出しています」(同)

 10日にTBS系で中継した韓国戦の数字はミトマ超えなるか――。

(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)