スプーン曲げで有名な自称超能力者のユリ・ゲラー氏がチャールズ王の戴冠式(5月6日)を妨害しないと誓った。

 ゲラー氏は戴冠式が待ち遠しいようだ。7日、ツイッターで戴冠式の儀式の一つ、国王に聖油を注ぐ金のスプーンについて説明した。14世紀以来、全ての英国の国王が即位するために使用されてきたアノイティングスプーンは、スターリングシルバーに金メッキを施したものだ。

 このスプーンで、即位する国王の頭、手、胸に聖油を注ぐ。戴冠式で最も重要な儀式だという。王冠をかぶるよりも重要で、聖油の秘儀だけはテレビで放送されたことがないほど。

 聖油はエルサレムのオリーブ山から収穫されたオリーブから作られ、ゴマ、ローズ、ジャスミン、シナモン、ネロリ、ベンゾイン、アンバー、オレンジなどが調合されるという。今回は3月3日、エルサレムで聖油の奉献式が行われ、調合された。ずっとジャコウネコやマッコウクジラの油が使われていたが、チャールズ国王が動物虐待を行わない方法で作るよう要求し、今回はアニマルフリーの聖油となった。

 スプーンの画像を見たゲラー氏は大興奮し、ツイッターに文章と動画を公開。「国王の戴冠式で使われるアンティークなスプーンに夢中です。曲げたくなるから、このスプーンだけは私が触らない方がいい。そして、我が家の食器棚にもテレポートしない方がいい」と話し、戴冠式のジャマをしないことを誓った。