ハリウッドスターのレオナルド・ディカプリオと米モデルのキム・カーダシアンが、国際金融詐欺師でインターポールから国際指名手配されて逃亡中のジョー・ロウ容疑者との関係について、米連邦捜査局FBIから事情聴取を受けていたと、3日の英紙「デイリーメール」が報じた。

 ロウ容疑者はマレーシア国籍の金融業者で、様々な人脈を駆使して政財界や社交界で派手なふるまいをしていたことで知られている。そんななか所属していたマレーシアの政府系ファンド「1MDB」は、2015年にナジブ・ラザク元首相への7億ドルもの資金を不正に個人口座に振り込んでいたことが発覚。その後、次々に問題が噴出して一大スキャンダルに発展し、ロウ容疑者も数十億ドルを横領した疑いなどがかけられている。

 一連の事件は収束したが、ロウ容疑者はいまだ逃亡中。事件が明るみになる前はスーパーモデルのミランダ・カーと交際するなど派手な生活をしていたが、米芸能界でも特に親しかった2人に対し、FBIは事情聴取を行っていたという。

 デイリーメールによると、ディカプリオとカーダシアンへの事情聴取の内容が先日公開されたFBI文書に記されているという。それによればカーダシアンは2011年の結婚式の際に「花火代」として10万ドルを受け取り、ラスベガスでギャンブルをした際には明け方にロウ容疑者からチップがもらえると友人に説得され、実際に35万ドルを受け取っていたと証言している。

 また、2010年にロウ容疑者と知り合ったディカプリオは、2013年公開の主演映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の資金などで10億ドル調達することを話し合っており、互いに母親を紹介し合うなど特に親交が深かったようだ。

 もちろん、2人はロウ容疑者から渡されたカネが府政によって取得したものだとは知るよしもなかったはず。とんだとばっちりだったに違いない。