アイドルグループ「SKE48」の松本慈子(23)と仲村和泉(22)が銭湯を舞台にした映画「湯道」(23日から全国公開)にほっこりだ。

 先日、名古屋で行われた試写会に参加した2人は「思わず笑みがこぼれる映画でした。久しぶりに銭湯に行って、お風呂上りにコーヒー牛乳を飲みたくなりました」(松本)「私は銭湯に行ったことがないのですが、映画を見て、行ってみたくなりました」(仲村)と笑顔で語った。

 この映画は実家の銭湯を畳もうとする兄(生田斗真)と銭湯を守ろうとする弟(濱田岳)、そして銭湯の看板娘(橋本環奈)3人の奮闘を中心に描いた群像ストーリー。「おくりびと」(2008年)の小山薫堂が脚本を担当し、「HERO」や「マスカレード」シリーズを手掛けた鈴木雅之が監督を務めた。

 大阪の実家ではまきをたいて、お風呂を沸かしていたという松本は「生田斗真さんと濱田岳さんの演技に引き込まれました。銭湯は人と人とのつながりも感じられる温かい場所だなと改めて思いました。日本に生まれて良かったです」と銭湯の魅力を再発見。仲村も「橋本環奈さんがすごくすてきで、看板娘役にピッタリ。私も番台に座りたくなりました」とまだ経験したことのない銭湯に興味津々となっていた。