【病院通いになる前に健康寿命をのばす!プレメディカルケア】

 スポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに、解説します。

【お悩み】まだまだ寒くて外出がおっくうになりがちです。散歩がわりになるような自宅でできるストレッチを教えてください。(60代女性)

【アドバイス】起床後に日の光を浴びながらの股関節ストレッチが有効です。

【解説】冬場は散歩をする気になれないという女性。食材の定期配達を頼むようになってからは買い物に行く機会も減り、運動不足を自覚しているとのことでした。

 老若男女問わず、散歩を日課にされている人は多くいますが、寒い日や悪天候時には、散歩に行く気にはなりにくいものです。

 相談に来られた女性には、どこででもできる股関節まわりのストレッチを伝えました。

 足を逆Y字に広げ、左右に体重移動させながら内腿(うちもも)を8秒間ずつ伸ばす。10回1セットを起床してから行うことで股関節が柔らかくなり、全身の血行も促進されるので散歩がわりの運動になります。

 1回約8秒間というのがポイントです。1回15秒以上行うと、伸ばした後に体が弛緩しはじめて、眠りをいざなってしまうので逆効果になってしまうからです。

 股関節ストレッチを行う時は、屋外もしくは日当たりの良い部屋で、日の光を浴びながら行うと体内リズムを整えることができるのでより効果的です。曇りの日や日当たりが悪い部屋であれば、室内の電気をつけてから行ってみてください。

 光を浴びることで体全体を確実に目覚めさせたら、その後の動きもスムーズになります。散歩をするならその前に股関節ストレッチを行っておくと、けが予防にもなるでしょう。