吉本興業は20日、漫才コンビ「中田カウス・ボタン」の中田ボタン(74)とのマネジメント契約を終了したと発表した。

 公式サイト上で「双方合意の上、2023年2月20日をもってマネジメント契約を終了することになりました」と報告。その理由として「中田ボタンは2019年3月から体調不良により休養しておりましたが、このたび、区切りを付けたいという中田ボタンの意向を最大限尊重し、合意によりマネジメント契約を終了することになりました」と説明した。「当社としましては、永きにわたる当社への貢献に感謝すると共に、今後の活動を応援し続ける所存です」とも記した。

 若いころのカウス・ボタンは女性ファンが多く、〝アイドル漫才師〟のはしりと言われた。40歳を過ぎてからは本格的なしゃべくり漫才で活動。上方漫才大賞を3度も受賞するなど、実力派として活躍した。

 中でもボタンのツッコミは、プロの間でも評判だったという。今年1月2日放送の日本テレビ系特番「浜田・大吉・濱家主催 ツッコミ芸人総会2023」では、ダウンタウンの浜田雅功が駆け出しのころにツッコミを学んだ芸人として、ボタンと上方よしおの名を挙げた。

 ボタンは19年3月の舞台を最後に休養している。お笑い関係者は「一時は体調が回復したという話も聞いた。ただ、ボタンさんは芸に関して非常に厳しい人。漫才師の中には年を取って体調が思わしくなくなってもイスに座って舞台に出るような人もいるが、ボタンさんは元気に舞台を務められない体調だったら絶対に出ようとしない。それが芸人としてのプライドなのでしょう」。

 今回の契約終了に吉本は〝区切りを付けたいという本人の意向〟と発表したが、「舞台を務められる体調ではないと本人が決断したのかもしれない」(同関係者)。

 浜田も学んだカウス・ボタンの漫才はもう見られないのか…。