〝セレ女ブーム〟の再来なるか――。J1C大阪は5日、東京・中央区のヤンマー東京で元日本代表MF香川真司(33)の入団会見を開催した。約12年半ぶりとなる日本復帰に香川は「自分のプレーで目立って評価されたい」と意欲十分。さらに、かつての日本のエースはプレーだけでなくピッチ外でもクラブの人気復活の救世主として熱視線を集めている。
香川は〝古巣〟へ電撃復帰した理由について「2022年W杯まで欧州でやると決めていた。いろいろなことを考える中で、このタイミングがベストだと決断した」と説明。C大阪で伝統のエースナンバーである背番号8を付けることも決まった。久しぶりとなるJリーグに「自分のプレーで目立って評価されたい。年齢問わず、もっと成長していきたい。それを成し遂げられる環境にある。非常にワクワクしている」とヤル気をみなぎらせた。
欧州ではドイツ1部ドルトムントやイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどビッグクラブで活躍。日本代表でも長年にわたって栄光の10番を背負い、ロシアW杯で西野ジャパンの16強躍進に貢献するなど輝かしい実績を誇る。そんなスーパースターの凱旋に、ピッチ外でも期待は大きい。日本代表OBからは「香川が入ったことでC大阪に話題が集まって、以前の〝セレ女ブーム〟のような人気が復活するのではないか」と指摘する声も上がっている。
C大阪では10年ほど前にFW柿谷曜一朗(徳島)、MF南野拓実(モナコ)、MF山口蛍(神戸)といったイケメン選手が次々とブレークし、女性ファンが激増。試合だけでなく練習場にも連日多くのファンが押し寄せた。そのフィーバーぶりは社会現象となり「セレ女」と呼ばれたほどだ。しかし、その後は選手の移籍やチーム成績の低迷とともにクラブの人気は下降。そんな状況を打破する救世主として熱望されている。
香川はインスタグラムのフォロワー数が169万人おり、MF久保建英(レアル・ソシエダード)やMF三笘薫(ブライトン)らを上回るサッカー界一の〝インフルエンサー〟。若い世代や女性への訴求力があるだけにファン拡大の切り札となる。この日の会見は本拠地の大阪ではなく、クラブを支えるヤンマー社が東京駅前に開業したばかりの複合施設で華々しく開催。クラブの森島寛晃社長は「ぜひJリーグを盛り上げていけるように頑張ってほしい」と力を込めた。
香川も「もちろん自分の過去に目を向けたり、そこからの期待はあると理解している。ホーム、アウェー問わずたくさんのファン、サポーターのみなさんとグラウンドでお会いできるのを楽しみしている」と語った。果たして、Jリーグの舞台で旋風を巻き起こせるか。今後の動向に注目だ。











