元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が24日、ツイッターを更新し、れいわ新選組が1年ごとに議員を交代させるれいわローテーション制に言及した。

 れいわの山本太郎代表(48)は水道橋博士(60)の議員辞職に伴い、1年ごとに議員を交代させるローテ制の導入を表明し、各党から「憲法の趣旨に反する」「制度と違う」と批判を浴びている。橋下氏は「比例代表制について考える非常に良い問題提起」と評価する。

 続いて「そもそも比例代表議員というのは政党の駒となる議員」として、「衆議院においても重複立候補で比例復活した議員が、一人前の議員のように振る舞うのはおかしい。比例代表議員というのは、政党が組織として自由に使える人材だ。地方枠、女性枠、若者枠、首長枠など自由に設定すればいい。政党内部の任期も政党が決めればいい」と裁量権は政党にあるとした。

 そのうえで、橋下氏は、衆院選の大阪5区で落選したものの比例復活組であるれいわの大石晃子共同代表(45)にも触れた。

「れいわの大石氏もたったの3万4000票。これで一人前づらするのは100年早い。衆院比例で一議席獲得に30万票必要なら大石氏は約9分の1。4年の任期のうち4か月ちょっとで他の議員に交代やな」と因縁の相手にクギを刺すことを忘れなかった。