【Mリーグで見せたプロの選択】写真の場面であなたならどうする? 何を切る? 下にある【答え】を読む前にまずは考えてみよう。

1月12日2回戦 南2局4本場 西家・茅森早香の1巡目
1月12日2回戦 南2局4本場 西家・茅森早香の1巡目

 Mリーガー32選手の中でも指折りの打点派として知られる茅森早香(セ)。出場するたびに跳満をアガることから「一日一跳」という言葉が生まれ、さらには「打点女王」という異名までついた。ただ、やみくもに高打点を狙い続けるかといえば決してそうではなく、手牌に沿って必要な分だけを狙っている。今回も…

【答え=南】配牌で訪れた南の槓子から、茅森はなぜ1枚外す選択をしたのか。

 南・發と既に役牌2つが見え、赤5筒にドラ3索と、最低でも満貫が見たくなる大チャンスだ。今後のツモが筒子に寄れば混一色まで見える。茅森も「鳴き仕掛けで手を進める可能性が高い。筒子の混一色やドラ3索にくっついての満貫、萬子が伸びての5200点でも供託・本場付きで打点が高いので、萬子の孤立牌のくっつきも逃したくありませんでした」と、さらなる高打点よりも確実に満貫を逃さないことを重視した。

 鳴きが前提の進行となれば、カンの選択が消えるのも納得だ。自分がリーチをしないのであれば、相手からリーチが飛んできた時の裏ドラ2枚はリスクでしかない。幸運にもカンしたことで、さらに自分の打点がアップする可能性もあるが、ここは無理をしなかった。

 なお、1巡目に南を切る効果はもう一つ。「第1打の役牌切りによって、鳴いた時に混一色と読みづらくさせる効果もありました」。これが効果てきめんだったか6筒、4筒と鳴けたことでテンパイ一番乗りを果たし、最後に發をツモって満貫。供託・本場の計5200点も合わせると、結局は跳満級のアガリとなった。

狙い通り鳴けて…
狙い通り鳴けて…