大関復帰が完全消滅した。大相撲初場所8日目(15日、東京・両国国技館)、関脇正代(31=時津風)が新小結若元春(29=荒汐)に寄り切られて痛恨の6敗目(2勝)。大関復帰に必要な10勝に届かないことが確定した。左を差して前へ出るも、土俵際で残されて攻め切れない。体を入れ替えられて寄られると、力なく俵を割った。取組後は報道陣のオンライン取材に応じず、国技館から引き揚げた。

 審判長を務めた粂川親方(元小結琴稲妻)は「力が出ないのか、どうなのか。伝わってくるものがあまりない。どこか悪いのか…。でも、稽古するしかない。ここであきらめたらズルズルいってしまう。もう一回、闘争心を奮い立たせてほしい」と奮起を促した。